設計図を元にして、それを実際の建物に作り上げていく過程において、設計者と施工者をつなぐパイプであり、その建物について、相互に理解し合い、協力してよい建築物を作りあげるためのものである。
施工図として求められるものは
以上の2点により「建築の生産に必要にして十分な情報を工事目的別に整理した図面」となる。
建築生産と施工図との関係には「工期」という大きなファクターがあり、現実の問題として「施工図」と「現場生産」とは、初期の段階では平行していることが多い。すべての施工図が完了してから建築生産に移るのではなく、現場生産に支障をきたさないよう、適切な時期に必要な施工図を作成し、承諾を受け、必要な部門へ配布し、その生産を行う。
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